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ハワイ旅行の持ち物リストを作っていて、ふと手が止まる——「私のスマホって、ハワイでそのまま使えるの?」。ママ友から「海外から帰ったら請求が10万円だった人がいるらしい」なんて話を聞くと、家族の端末ぜんぶが心配になりますよね。
結論から言うと、日本のスマホはハワイでそのまま使えます。ただし「何も設定せずに持っていく」のが一番危険です。
わが家は2026年7月21日から8月8日までの18日間、スマホ3台(しかも日本通信・楽天モバイル・povoとバラバラ)+Switch+iPad+パソコンの端末6台を連れて、家族5人でハワイに行ってきました。この記事では、出発前に実際にやった設定と、18日間ほんとうに使ってみた結果を、そのまま全部公開します。
② 通信手段を決める:eSIM/今のキャリアの海外オプション/Wi-Fiレンタルの3択
③ 決めたら、その手段に合わせて設定を戻す(※ここを忘れて、わが家は現地で繋がりませんでした。楽天モバイルはアプリ側もONが必要です→設定は2か所)
④ SwitchとiPad(Wi-Fi版)、PCは、宿にWi-Fiがあれば追加費用ゼロ
▶ 18日間使ってみた結果を先に見る(家族4通りの答え合わせ)
▶ 夫が使った楽天モバイルの海外ローミングを見る
何もしないとどうなる?高額請求のしくみ
スマホは海外に着くと、現地の電波に自動でつながろうとします。これが「データローミング(海外の回線を借りて通信するしくみ)」。プランによってはこの通信が高額な従量課金になり、知らないうちに数万円——いわゆる「パケ死」の正体はこれです。
防ぎ方はかんたんで、各端末の設定で「データローミング」をオフにするだけ。iPhoneなら「設定 → モバイル通信 → 通信のオプション → データローミング」をオフ。Androidなら「設定 → ネットワークとインターネット → モバイルネットワーク → データローミング」をオフ。これで勝手に高額通信が始まることはなくなります。

忘れがちなのが子どもの端末。わが家も小6娘のpovoスマホを含めて、出発前に全端末をチェックしました。親のスマホだけ守っても、子どものスマホが海外で勝手に通信したら意味がありません。
順番はこうです。出発前はオフ → 使う手段を決める → その手段に合わせて戻す。
わが家はこの最後を忘れて、ホノルルの空港で慌てました(詳しくは記事の後半に書きます)。
楽天モバイルの人は、設定が2か所(アプリ「my 楽天モバイル」とスマホ本体)。手順は楽天モバイル海外ローミング設定は2か所|現地でつながらなかった理由にまとめました。
ハワイでスマホを使う方法は3つ
ローミングをオフにしたら、次は「じゃあ現地でどうやってネットを使うか」。選択肢は大きく3つです。
① eSIM ネットで買って設定するデジタルのSIM。安くて身軽。対応機種か確認が必要
② 海外オプション 今のキャリアの海外プランをそのまま使う。手続きがラクな反面、割高な場合も
③ Wi-Fiレンタル ルーターを借りて家族でシェア。設定不要だが、荷物と充電が増える
どれが正解、というものではなく「契約しているキャリア」と「家族の行動パターン」で答えが変わります。わが家の実例がそのまま見本になるので、次でお見せします。
わが家が出発前に決めたこと|3台バラバラのキャリア別・実例

私(日本通信SIM)→ 旅行用eSIMを購入。格安SIMの多くは海外でデータ通信が使えません。私の日本通信もそのタイプなので、ハワイ用のeSIMを日本で買っておきました。購入と設定の手順は、別記事で画面つきで紹介しています。
夫(楽天モバイル)→ 海外ローミングをそのまま利用。楽天モバイルは海外でも毎月2GBまで無料で使えます。ただ、わが家は18日間の長旅。2GBで足りるのか、出発前は正直まったく自信がありませんでした。この答えは、記事の後半に書きます。
小6娘(povo)→ 親のテザリングで0円にする予定。海外用のトッピングは買わず、親のスマホからテザリング(スマホをWi-Fiルーター代わりにする機能)でつなぐつもりでした。子どもの分の通信費はかかりません。
主要キャリアの海外オプション早見表
ご自身のキャリアがどのタイプか、ここで確認してください(2026年7月時点。料金・条件は変わるので、出発前に必ず公式サイトで最新情報を確認してください)。
| キャリア | 海外での使い方 |
|---|---|
| 楽天モバイル | 海外ローミング月2GBまで無料。超過後は最大128kbps(地図のナビが実用にならない遅さ)に制限。1GB500円で追加チャージ可 |
| ahamo | 月30GBまで追加料金なしで使える。ただし海外での利用開始から15日を超えると最大128kbpsに制限され、データを追加しても帰国まで戻らない。長期旅行は要注意 |
| ドコモ・au・ソフトバンク | 1日単位や定額の海外パックあり。事前申し込みが必要な場合も |
| povo | 海外トッピングを購入すれば利用可 |
| 日本通信などの格安SIM | 海外データ非対応が多い → eSIMかWi-Fiレンタルが必要 |
※料金・条件は2026年7月時点。各社とも変更されることがあるので、出発前に必ず公式サイトで最新情報を確認してください。
【帰国後の追記】18日間使ってみた結果|家族4通りの答え合わせ
ここまでが「行く前」の準備です。ここからは、実際に18日間ハワイで使ってみた結果を書きます。うまくいったことも、失敗したことも、そのまま残します。
ただし設定を1つ間違えて、空港で繋がりませんでした。
いちばん手間もお金もかかったのは、私(旅行用eSIM)で1,685円。しかも失敗しています。
夫(楽天モバイル)|18日間で、追加費用は0円でした
行く前は「2GBでは足りないだろう」と思っていました。結果は使い切りませんでした。速度が落ちる(最大128kbps)と聞いていた低速状態も、一度も体感しなかったそうです。
理由は単純で、旅行が月をまたいだからでした。海外ローミングの2GBは毎月のぶんなので、7月に2GB、8月に2GB。7月21日〜8月8日の旅行だと、結果的に2回ぶん使えたことになります。
同じ月の中で行って帰る旅行なら、2GBのまま。「4GB使える」わけではありません。
足りなくなっても通信が止まるわけではなく、速度が落ちるだけ。追加したいときは1GB 500円でチャージできます(2026年9月時点・公式サイトより)。
でも、空港で繋がりませんでした|設定する場所は「2か所」あります
ここが、今回いちばんの失敗です。
ホノルルに着いて電源を入れても、夫のスマホが繋がりませんでした。原因は海外ローミングをオンにしていなかったこと。しかも、オンにする場所が1か所ではありませんでした。
② 端末側:現地に着いてから「設定 > モバイル通信 > 通信のオプション」でデータローミングをオンにする
※①は公式には「初期設定はオン」と書かれていますが、わが家はオフになっていました。オンだと思い込まず、出発前に自分の目で確認してください。
夫が間違えた理由もはっきりしています。私のeSIMのやり方と混ざってしまったのです。家族で方法がバラバラだと、こういうことが起きます。
空港のWi-Fiを使えば直せたかもしれませんが、急いでいたのでそのまま移動し、アラモアナセンター3階にある楽天カードのラウンジで設定してもらって解決しました。
日本で発行した本人名義の楽天カード(現物)があれば使えるラウンジです。自分で直せなくても、現地に相談できる場所がある——これは行ってみて初めて分かった安心材料でした。

電波は?|「むしろ日本より繋がるかも」
繋がってしまえば、あとは快適だったそうです。ホノルル空港、ワイキキ周辺、民泊の部屋の中、レンタカーでの移動中、ノースショアなどの遠出先、ビーチ。どこでも繋がりにくいと感じたことはなかったとのことでした。
本人の言葉では「むしろ日本より繋がるかも」。もちろん体感なので、場所や時間によると思います。ただ、レンタカー移動で一番不安だったGoogleマップのナビが問題なく使えたのは、書いておきたいところです。
国際通話かけ放題(月980円)は、必要だった?
出発前にオプションでつけていきました。結論から言うとつけて正解でした。
使ったのは日本の家の手続きです。長く話す用事が何度かあったので、通話料はかなり節約できました。LINEで足りるかと思っていましたが、相手が電話しかない場合はどうにもなりません。
そしてもう一つ、行ってみて分かったことがあります。現地で「繋がる電話番号」を聞かれる場面が、実際にありました。何かあったとき、病院にかかるときも含めて、繋がる番号を持っている安心感は、金額以上でした。
私(旅行用eSIM)|1,685円かかって、しかも失敗しました
速度そのものは問題ありませんでした。困ったのはお金と、有効期間です。実際に買ったのはこの2つです。
| 買った日 | プラン | 金額 |
|---|---|---|
| 7月8日 | ハワイ eSIM 5GB 15日 | 995円 |
| 8月6日 | ハワイ eSIM 1GB 3日 | 690円 |
| 合計 | 1,685円 |
お気づきでしょうか。旅行は18日間なのに、買ったのは「15日」のプランでした。データはまだ残っていたのに、気づいたら期間が切れて使えなくなっていました。データをぎりぎりまで使いたくて粘ったのが裏目に出ました。
データが残っていても、期間が切れたら使えません。
そして切れてから新しいeSIMを買い直すより、追加購入(チャージ)のほうが安く済みました。買い直したぶん、損をしています。

小6娘のテザリング作戦|結局、一度も使いませんでした
行く前は「娘は親のスマホからテザリングで0円」と書きました。結果は、テザリングを使う場面が一度もありませんでした。
理由は単純で、子どもと離れて行動することがなかったからです。ずっと一緒にいるので、調べものも連絡も親のスマホで足りてしまいました。
つまり小学生と一緒に動く家族旅行なら、子どもの通信はそもそも準備しなくていいかもしれません。ここは行く前には分かりませんでした。中高生で別行動があるご家庭は、話が変わると思います。
4人ぶんの実費くらべ(18日間)
| 方法 | 旅行のための追加費用 | ひとこと | |
|---|---|---|---|
| 夫 | 楽天モバイル 海外ローミング | 0円 | 設定を間違えて空港で繋がらず |
| 夫 | +国際通話かけ放題 | 980円/月 | つけて正解 |
| 私 | 旅行用eSIM | 1,685円 | 期間切れで買い直し |
| 小6娘 | povo→テザリング | 0円 | そもそも使わなかった |
| iPad | Wi-Fi専用 | — | 宿のWi-Fiで十分 |
※夫の「0円」は、海外のための追加費用が0円という意味です。楽天モバイルの月額は、日本でも毎月払っているものです。「タダで使えた」わけではありません。

次に行くなら、家族全員どうする?
夫の答えはこうでした。
海外によく行く人なら楽天が楽かも。eSIMは都度購入や設定がいるから。
eSIMを使った私も、同じ感想です。速度に不満はなかったけれど、行くたびに買って、設定して、期限を気にするのは、正直ちょっと不安でした。
ただし、誰にでも楽天モバイルをすすめるわけではありません。旅行のためだけに乗り換える話ではないからです。普段使っている回線を変えるかどうかは、日本での使い勝手で決めるものだと思います。そのうえで「海外にもよく行く」なら、選択肢に入れる価値はある——というのが、18日間使ってみたわが家の答えです。
海外のための追加費用は0円。設定さえ間違えなければ、わが家ではこれが一番楽でした。
※海外ローミングは月2GBまで。条件は変わることがあるので、公式サイトでご確認ください。
なお、娘のpovoは結局使わなかったので、povoの海外トッピングについては何も言えません。使っていないものは書かないことにしています。
スマホ以外の端末はどうだった?(Switch・iPad・パソコン)
ここは、行く前に心配していたほどのことはありませんでした。守るべきなのは「SIMが入っている端末」だけです。Wi-Fi専用の端末は、そもそも勝手に海外通信ができないので、高額請求の心配がありません。
Switch:オフラインで遊ぶぶんには、何もしなくて大丈夫でした。ただし、機内で遊びたいソフトや動画は日本にいるうちにダウンロードしておく必要があります。これだけは出発前に済ませてください。
iPad(Wi-Fi専用モデル):結果として、18日間ずっと宿のWi-Fiだけで足りました。行く前は「親のスマホからテザリングでつなぐ」つもりでしたが、その出番はありませんでした。
パソコン:調べもの用に持っていきました。こちらも宿のWi-Fiで十分でした。
わが家が泊まった民泊はWi-Fiつきだったので、宿にいる間は6台ぜんぶ無料。滞在先を選ぶときにWi-Fiの有無を見ておくと、通信費はぐっと下がります。ここは行く前の想定どおりでした。
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出発前チェックリスト|18日間行ってきた私が、次にやること
行く前に作ったリストを、帰ってきてから書き直しました。失敗した2つには印をつけてあります。
- 全端末の「データローミング」をいったんオフにする(子どものスマホも!)
- 通信手段を決める(eSIMを使うなら、日本にいるうちに購入・設定まで)
- 【わが家の失敗①】決めたら、その手段に合わせてローミングを戻す。今のキャリアの海外プランを使う人は、アプリ側と端末側の両方をオンにする
- 【わが家の失敗②】eSIMを買うなら、データ量より先に「有効期間」が旅行日数に足りているかを数える
- Switchのソフト・子どもの動画を事前ダウンロード
- 宿にWi-Fiがあるか、予約ページで確認
- 日本と通話が必要な人は、かけ放題オプションを確認する(わが家は月980円のオプションをつけて正解でした)
- 子どもと別行動がある場合だけ、テザリングを日本で一度練習しておく(ずっと一緒に動くなら、この準備は要りませんでした)
オフにする → 手段を決める → 戻す。わが家はこの3を忘れて、空港で慌てました。
まとめ|ハワイでスマホは使えます。惜しまないでほしいのは、出発前の5分だけ

18日間、家族5人・端末6台で行ってきた結論です。ハワイでスマホは、ふつうに使えました。電波で困った場面はなく、夫にいたっては「むしろ日本より繋がるかも」と言っていたくらいです。
つまずいたのは、電波ではありませんでした。出発前の設定です。空港で繋がらず、ラウンジに駆け込むことになりました。5分あれば防げたことでした。
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① データローミングは「いったんオフ → 使う手段を決める → その手段に合わせて戻す」。オフのままでは、今のキャリアの海外プランは使えません。
② eSIMは、データ量より「有効期間」。旅行日数に足りているか、買う前に数えてください。私は3日足りませんでした。
③ 小学生と一緒に動くなら、子どもの通信は要らないかもしれません。わが家はテザリングの出番が一度もありませんでした。
わが家4通りのうち、いちばん楽だったのは夫の楽天モバイルでした。海外のための追加費用は0円。私のeSIMは1,685円かかって、しかも期限切れで買い直しています。差がついたのは通信量ではなく、手間のほうでした。
ただし、旅行のためだけに回線を乗り換える話ではありません。普段の使い勝手で決めるものだと思います。そのうえで「海外にもよく行く」なら、選択肢に入れる価値はある——これが18日間使ってみたわが家の答えです。

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