奈良といえば「奈良公園の鹿」「東大寺」「春日大社」など歴史ある名所が集まるエリア。
今回は、わが家が子ども3人を連れて春日大社と東大寺を巡った半日観光ルートをレポートします!
徒歩でも十分回れる距離なので、のんびり奈良散策を楽しみたいファミリーにおすすめです。
アクセス&駐車場
今回は車で訪れ、春日大社の駐車場に停めました。
お昼を済ませ、お盆の14時半頃に到着しましたが混雑もなく、スムーズに駐車できました。
ここを拠点に、
①春日大社 → ②奈良公園 → ③東大寺
の順に徒歩で巡ります。
春日大社|朱塗りが美しい世界遺産
春日大社は、朱塗りの社殿と緑の森のコントラストがとても美しい神社。
創建はなんと西暦768年(神護景雲二年)。
茨城県の鹿島神宮から神様をお迎えしたのが始まりということで、関東にゆかりがあるとは驚きです。

参道には鹿がたくさん歩いていて、子どもたちは大喜び。
「かわいい〜!」と声を上げながら、鹿さんたちと一緒に参道を進みました。
御本社の回廊めぐり
今回は「御本社の回廊めぐり」を体験。
国宝の御本殿や、朱塗りの美しい回廊を巡るコースです。

春日大社といえば燈籠(とうろう)。
境内には平安時代から現在に至るまでの約3,000基もの燈籠が奉納されているそうです。

特に印象的だったのが「万燈籠再現 藤浪之屋」。
中に入ると真っ暗な空間に灯籠の灯りがともり、幻想的な雰囲気。
子どもたちも「昔はこんな灯りしかなかったのかな」と興味津々でした。
また、樹齢800〜1000年といわれる大杉やがあり、歴史の深さにパワーを感じました。
藤棚のミストスポットもあり、子どもたちは自然の中でリフレッシュ。
御本社だけでも十分楽しめました。


他にも
・生涯安泰祈願 若宮十五社めぐり
・開運招福 水谷九社めぐり
・運気上昇祈願 春日五代龍神めぐり、
・御本社の周りを巡る4つのコースが公式サイトに紹介されています。
公式サイトに載っているので、ぜひ巡りたいコースを探してみてください。
奈良公園を抜けて東大寺へ
春日大社を後にして、奈良公園を歩きながら東大寺へ向かいます。
途中、鹿せんべいを買おうとしましたが…どこも売り切れ!
自販機や売店をいくつも回りましたが、人気のためかどこも完売。
鹿せんべいをあげたい子どもたちは少し不満げでしたが、
「大きな大仏さんを見に行こう!」と声をかけて東大寺へ。
東大寺|圧巻の大仏と柱くぐり体験
まず目に飛び込んでくるのが南大門。
鎌倉時代(1199年)に建てられた門で、あの有名な金剛力士像が守っています。
その迫力に思わず見入ってしまいました。

そしていよいよ大仏殿へ。
建物の大きさにまず圧倒され、中に入ると巨大な大仏様がどっしりと鎮座。
子どもたちも思わず「大きい〜!」と声を上げていました。
柱の穴くぐりで無病息災を祈願
東大寺名物の「柱の穴くぐり」にも挑戦!
大仏様の鼻の穴と同じ大きさの穴をくぐると、無病息災や願いが叶うと言われています。
子どもたちは楽しそうに挑戦し、夫は…通れず(笑)
家族で笑顔になれる体験でした。



鹿せんべいリベンジ
駐車場へ帰ると途中、売店でようやく鹿せんべいを発見!
子どもたちは大喜びで鹿さんにあげていました。
お辞儀をしてからせんべいをもらう鹿もいて、子どもも一緒になってお辞儀をし、
その姿がとても可愛らしかったです。


ただし、大きな鹿が勢いよく寄ってくることもあるので、小さな子どもが持つ時は注意が必要です。
実際、息子は鹿さんに頭をコツンとされてしまいました。
自然の動物とふれあう体験ができる反面、保護者はしっかり見守ってあげましょう。
モデルコース
全部で3時間ほど、子連れでも徒歩で回れるコースなので、
「文化+自然+動物ふれあい」を一度に楽しみたい家族旅行にぴったり。
まとめ|自然と歴史、そして鹿に癒される奈良旅
人気の観光地ですが、敷地が広く、子連れでもゆったりと春日大社や東大寺の壮大さ、そして奈良公園での鹿とのふれあいができました。
歴史と自然が共存する奈良の魅力をたっぷり感じられるコースでした。
🔖おすすめ情報まとめ
- 駐車場:春日大社駐車場(有料 普通車1500円)
- 所要時間:春日大社〜東大寺 約20〜30分(徒歩)
- 子連れポイント:鹿とのふれあいは目を離さずに注意を
- 拝観料:御本殿特別参拝(今回わが家が巡った回廊、燈篭、大杉が見れます)一人700円
東大寺大仏殿 中学生以上800円、小学生400円
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