オペラハウスという非日常で

オーストラリアでトップクラスの国立バレエ団で活躍している近藤あこさんという女性をご存知ですか?

プリンシパル・ダンサーという、国立バレエ団の中でもトップクラスのバレリーナです。

小さい頃にバレエをやっていた訳でもなく、最近習い始めた訳でもなく、別にバレエ鑑賞が大好きな訳でもないけど、バレエ見てきました。

だって近藤あこさんと、同じくプリンシパルダンサーでしかもあこさんのフィアンセのグオさんのバレエを生で見てみたかったから!

バレエに興味を持ったことはなかったけど、初めてオーストラリアに来た5年前、ホストマザーの孫であり天才バレエ少女であるモンタナの発表会などを見ているうちに、少しだけ興味を持ち

彼女がオーストラリア国立バレエ団のスクールに入学し、首席で卒業し、彼女のニュースを追っているうちにプリンシパルダンサーに日本人の近藤あこさんがいることを知りました。

彼女のインスタグラムをフォローしているうちに、是非実際に踊っているところを見てみたい!と思ったのです。

公演は19時半からなのに、18時半くらいからオペラハウスの周りが混みだします。(まぁオペラハウス周辺はいつだって混んでいるんだけど)

夕暮れのオペラハウス

夕暮れのオペラハウス

直前に予約したのとお財布と相談した結果、1階席の一番後ろの一番端の席でしたが、舞台は思ったより良く見えます。会場は満員です。

何の合図もなく舞台に人が現れて台詞を喋りだし、ざわざわしていた会場がだんだん静かになっていく。

バレエってこういう始まり方が基本なのでしょうか?

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オーストラリア国立バレエ団の「ニジンスキー」は、バレエダンサーで振付師だったロシアの実在人物ニジンスキーの伝記的な内容です

ニジンスキー自身最後の公演となった「神との結婚」と呼ばれる公演の情景から始まり、その公演を境に統合失調症が悪化してしまった彼の頭を表現するように、ニジンスキーの様々なバレエ代表作がぎゅうと2時間詰め込んでありました

あこさんとグオさんは、しょっちゅうインスタグラムで見ていたからか、出てきた途端に「あこさんだ!」「グオさんだ!」と気がついたし、これがプロのバレエダンサーかという完成度に緊張感に、全身に鳥肌が立てながら前のめりで観劇。

開演19:30、閉演22:30の3時間の「ニジンスキー」は時間がたったのにも気がつかない程あっという間で、最後はスタンディングオーベーション、会場中が割れんばかりの拍手を送って幕を閉じました。

おめかしをして観客も少し緊張して、携帯電話の電源を切って舞台に集中する。日常から数時間離れて、戻ってくる。

オペラハウスから出て海から吹いてくる暖かい風を感じながら、時間とお金の余裕があるなら時々こういう時間が必要だな、と思いながら家路につきました。

観光地として有名なオペラハウス、外から写真をとるのはもちろんですが、中で芸術鑑賞してみるのも違う楽しみがありますよ。

シドニーでの毎日
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ABOUTこの記事をかいた人

2012年からワーホリを経てシドニー暮らし6年目のライター。「知らない世界をみてみたい!知らない言語を学びたい!」の好奇心が強い。

1日12時間勉強して入学した東北大学を1年で退学し、オーストラリアにてワーキングホリデーにきて、そのまま現地大学へ正規入学・卒業、シドニーで就職。

旅行先で見つけた情報や写真、海外生活で身に付けた英語勉強法や物事の捉え方、ワーホリ情報や留学情報を含むシドニー生活を発信しています。 >>もっと詳しいプロフィール<<