海外生活は周囲が思う程キラキラじゃない – それでも海外に居たい理由

IMG_1987留学やワーキングホリデーで海外生活をしていると、「自立していて、毎日心ときめく海外生活」を送っているようなイメージを持たれます。

日本から遊びにきている友人が私の家に泊まっていますが、昨晩は他のシェアメイトと共に海外生活における「大・愚痴大会」のようになってしまい、少しみっともないところを見せてしまいました。

しかし日本からみた「海外生活」と実際の海外生活には、大きなギャップがあるのではないかと思います。

こんなところが不自由

couple3オーストラリアはのんびりしている国です。

ホームステイがビーチ沿いの家で優雅に暮らすことができたり、土日は10時までのんびり寝て平日の疲れををとったり。

海外旅行は日頃のしがらみから開放されて、のびのびと楽しめる場所。そんな旅行先で暮らしているなんて、うらやましい!と思われるかもしれません。

でも、住み始めたらそこが海外でもやっぱり「しがらみ」とか「日々やりたくないけどやらなきゃいけないこと」とかあるんです。

そのうえ文化も違うし言葉も違う。これは楽しいポイントでもあるけど、辛いことや悲しいこと、怒りたくなるようなこともあります。

たとえば、食器で溢れかえったキッチンシンク。グループ課題の待ち合わせにメンバーが2時間遅れる。その土地の言葉があまり話せないと、会話に混ざれず自分が空気になったような気持ちになる。

また、「生活費が…正直辛いです!世界一物価が高いシドニーのお買いもの」という記事でも紹介している通り、学生やワーホリの身分では、なかなか一人暮らしができません。日本であれば一人暮らしができる家賃で、赤の他人とシェアで住むことがデフォルトです。

まったく価値観や習慣などが違うと、日本人と暮らしていてもしんどいことがあります。

私がホテルで働いていた時は毎朝6時に起きていたため、早寝早起きで良く寝たかったのですが、夜中に酔っぱらって毎晩ものすごい騒音をたてながら帰ってくるシェアメイトによく悩まされたものです。

正直、日本に居る方が気持ちに余裕があって「わたしらしく」あることが出来る気がすることもあります。

それでも海外にいたい理由

IMG_3262
日本はとても住みやすい国です。

私は生まれてからずっと日本で育ったし、治安はいいし物価も安い。歴史もオーストラリアよりも深いし、四季がはっきりと感じることが出来て、繊細な感情表現も出来る。

それでも今は海外にいたい理由は、海外のほうが自分の意見や立場が柔軟でいられるからです。

海外での生活はしんどいこともありますが、周りが自分と違いすぎて、常識というものがなくて、合わせる人がいないから、必然的に自分と向き合う時間が多くなります。

たえず何かしらの摩擦が起きる海外でのコミュニケーションのなかで、自分はどうしたいのか、どうありたいのか、常に考えることが出来るし、そうしたいかの方向性が決まったときに、反対する人も背中を押してくれる人も同じくらいの割合でいます。

「中国で生まれて、高校生の時にオーストラリアに来たけど、こっちの大学を卒業した後日本で3年程暮らしたから、中国語と英語と日本語を話せるよー!」という人が一定数居る国で、「これがスタンダードの生き方だ」というものはありません。

こういう話を聞くと「自分もやりたいことを実現できるかもしれない」という気持ちが湧いてきます。

嫌なところとも折り合いながら、今居る場所を心地の良い場所に

住むのと旅行するのとでは、全然その土地についての実感が違います。

住み始めたら、嫌なところも見え始める。思い描いていたキラキラ海外生活とはほど遠いものになるかもしれない。

それでもやっぱり、自分と徹底的に向き合うために海外で生活するために、嫌なところとも折り合いをつけながらも、今居る場所を居心地の良い場所にしていきたいものです。

参考記事;「あなたの居場所」を作るのは時間でも環境でもなく「人」 – 今居る場所を居心地よい場所にする方法

皆さんが海外で暮らす、または暮らしたい理由はなんですか?

Sponsored