自分の身は自分で守る – 会社や制度に依存しないライフスタイル

海外に飛び出していくような人だから「社交的でリスクを顧みない勇敢な人」なんだろうと思われていることがよくありますが、もともとの私は実はその逆で、慎重で臆病で失敗したくないという気持ちが人一倍強いです。

 

日本以外の国に住んで誰かに雇われずに生活する、というのはとんでもなく不安定なように見えますし、「海外で仕事をしたい」といった私に遠回しであれ反対してくる人もいました。

 

世の中にはフリーランスでパソコン1つで旅をしながら仕事をしている人がいるのも知っていましたが、身近にはそういう人がいなかったから、想像がつかなかった。良い大学に行って良い会社に入れば、自分は大丈夫だと思っていたんですね。

 

今までの常識では、生きて行けないかもしれないという不安

でも、もうそういう考え方じゃ生きて行けないかもしれないな、とも思ったのが東日本大震災のとき。

 

何か自分よりも巨大なものに依存している状態というのは、その依存しているものが守ってくれているうちはいいけれど、それがなくなったらそれもろとも倒れてしまうということです。会社もそう。制度もそう。国だって同じ。

 
一昔前の、旦那さんが外で稼いできて奥さんが家で子守りをする、というライフスタイルが現実的ではなくなったのと同様に、産まれてから死ぬまで英語を使わずに生きる事が出来る人生や、住む場所や仕事を変えずに生きて行ける保証もなくなりました。

 
家族の収入源が旦那さん一人にかかっていて、旦那さんが突然病気になったり会社にリストラされたりしたら?

 

生まれてからずっと住んでいた町が、大地震などの災害で一晩で今までとは全く違う場所になってしまったら?

 

怖くて考えたくはないけれど、絶対に起こらない事ではありません。

 

地震も恐いしリストラも怖い。だから、自分で仕事や収入や住む場所を選択できるようなスキルが欲しい。

 

日本以外の国に飛び出して行って生活していく事は「リスクが大きく、とても勇気がある行動」だと思っていましたが、最近はむしろその逆で、住む場所や言語を超えて選択肢を増やして行く事に他ならない、と感じるようになりました。

 

AがダメになってもBがあるという、選択肢の多さ

英語が話せるようになれば、日本でも選択肢が増える。日本以外でも仕事を見つけることができる。外国へ行った時に通訳なしで助けをもとめることができる。翻訳されるのをまたずに情報収集ができるし、コネクションが増える。

 

そう思って海外で生きて行くための情報を探し始めると、実際に海外で会社や国に依存しないで生きている人とどんどん繋がります。

 

自分の荷物がリュックサック1つで (本当にこれだけ!) 日本から仕事を受注しながら、香港で毎日飲茶を食べているプログラマー。

 

中国語、日本語、ポルトガル語、広東語、インドネシア語の5カ国語を話せるとあるIT企業の営業担当。

 

日本以外の2カ国で永住権を取得し、あっちに住んだりこっちに住んだりしている…あの人はなんていう職業だろう?

 

だから海外移住をするべき!とか、会社勤めが悪い!という話ではありませんよ。

 

私自身、長年の夢だった「外国のオフィスで、英語で仕事をする」を叶えてシドニーで会社勤めをしているし、個人では出来ない規模のチャレンジやプロジェクトに関わるのはワクワクします。

 

ただ選択肢と情報の多さはこれから生きて行くのにとても重要であるということ。それが私が海外で数年生活してきて感じる実感です。

 

いつも頭の片隅にあるのは、どうしたら会社や制度に依存せずに食っていけるのか。現在、このブログやライターとしての活動を通して試行錯誤中です。

 

収入源は10個はあった方がいい

私がシドニーの大学中にお世話になった、尊敬する先輩から頂いたアドバイスが「収入源は10個あったほうがいい」というもの。

 

今メインでしている仕事を、たとえある日クビになったとしても、しばらく住む場所や食べる物に困らない程度に生きて行けるようにです。

 

これって、収入源だけではなくて言語や住む場所にも言えると思います。

 

まだまだ自分の知らない色んな国で生活してみたいし、仕事も言語も挑戦したいことがたくさんある。

 

私が井の外かわずで何度も強調している「国境と言語に邪魔されないライフスタイル」は「自分の身は自分で守るライフスタイル」でもあるのです。

Sponsored Link
noteもぼちぼち更新中

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です