嘘八百を並べてもいい?IELTSスピーキング勉強法をIELTS講師が徹底解説

はじめに

IELTSのスピーキングの練習をしているけど、何を基準に勉強していいか分からないというあなた。安心してください、この記事はそんなあなたのためにあります

カフェでランゲージエクスチェンジをしているような「英会話」が上手な人でも「IELTSでは高得点が取れない」という人が多いのですが、この記事ではIELTSがどのように採点されているか分析しながら、得点を上げる具体的な方法を紹介します。

私自身は初めてのIELTS試験ではスピーキング4.0を記録しましたが、その後しっかり対策をして再受験した際は8.0をとりました。また、IELTS試験対策コースの講師経験もあるため、その経験も元に書いています。

IELTSのスピーキングテストってどんなもの?

試験を受けた事のない人のために、まずはIELTSのスピーキングテストについて紹介します(受けた事のある人は飛ばしてね。)

IELTSのスピーキングテストは3つのパートに別れています。1つ目のパートはウォーミングアップのような一般的な質問、「あなたの自己紹介をしてください」「仕事はなにをしていますか」「出身地について教えてください」というような質問です。ここは何パターンかの紹介ネタを考えておけば慣れる事ができるパートです。

2つ目のパートは設問が書いてある「カード」を渡され、その設問について1-2分スピーチをするよう指示されます。紙とペンが用意されていて、1分間スピーチの準備時間をもらえます。この時、1分間未満で話し終わってしまったりすると得点に響きます。いかにに1-2分で的確にスピーチをまとめる事が出来るか、が鍵となります。

3つ目のパートは、2つ目のパートに関連したテーマで、もっと広義のディスカッションをします。「OOについて、男女間で違いはありますか」「あなたの国ではどうですか?」「OOの例をあげてください」といった質問です。こちらは準備時間なしで勝負ですので、実はIELTS受験者にはパート3が一番苦手という人が多いです。

試験中は試験官とあなたの会話がレコーダーで録音されますが、これはあとで再採点を求められた時の記録用で、スコアはその場で試験官が出します


まずはIELTSの採点基準を知りましょう

さてこの試験官が付けているスコアですが、「流暢さ・語彙・文法・発音」の4つの分野で採点しています。

下記リンクはIELTS公式が発表している採点基準ですが、例えば「流暢さ・語彙・文法・発音」が「7・7・6・6」だとすると、その総合平均がスピーキングのスコアになります。この場合は6.5です。

IELTS公式発表のスピーキング採点表はこちらからどうぞ!

ある程度英語が読める人であれば、この採点表から今の自分の実力が分かるだけではなく、目標得点に向けて何を強化しなくてはいけないかの判断材料になります。

例えばあなたの目標が6.0で「流暢さ・語彙・文法・発音」が「5・6・6・6」なら、「流暢さ」の部分を教科して「6」のレベルに持ってくる事が具体的な目標になります。

流暢さで6を取りたいなら「時々繰り返しや訂正がありながらも、長文を話そうという努力がみえるレベル(is willing to speak at length, though may lose coherence at times due to occasional repetition, self-correction or hesitation)」を目指す事が必要なのです。

もしも、この採点表を見てもイマイチ自分の苦手分野が分からない、という人はスカイプ添削いたします(詳しくは、この記事の最後で!)。

分野別オススメ勉強法

「流暢さ」が弱いあなたにオススメの勉強法

まず「流暢さ」が一番弱い、というあなた。おそらく、英語で何か聞かれても脊髄反射で答えられないのでは?

まずは英語で話すことに慣れていない、毎日英語を話す機会がない、という人には、独り言を英語で言う事をお勧めします。

いやいやいや…と思ったそこのあなた、騙されたと思って試してみてください!

英語を毎日話す環境にいるならまだしも、社内留学でIELTSの点数が必要な人などは、日本国内にいながらさすがに毎日英語を話す機会はないでしょう。

しかし、独り言を英語で言う事で知っている単語やフレーズはよりスムーズに、知らない言い回しや単語は「なんて言うんだっけ?」と調べるきっかけになるのです。

独り言が嫌ならシャワーの中で言うのがオススメ!同居人がいても水音にかき消されて聞こえないですからね。

例:「あーお腹減ったなぁ(ahh I am hungry)」「今日仕事でミスしちゃったなー (I made a mistake at work today)」「明日のデート楽しみだな!(I am looking forward to a date tomorrow!)」

あと日本人で勘違いしている人が多いんですけど、本当の事を話す必要はありません!

スラスラ話せるならデタラメを話したって良いんです。友達の話を、さも自分が体験した、みたいに語っていいんですよ。

「今年行きたい国は?」って聞かれたら、実はイギリスつい先月行って来たばかりだけど「イギリス行きたいです!」

「どうして?」って聞かれたら、実は行った事あるけど「ロンドン・タワーに行きたいからです!」

…全然オッケーです。全ては脊髄反射で答えるため!

脊髄反射って言っても食い気味に答えろ!っていう話ではなくて、あくまで「あー…」とか「ん〜…」とかっていう時間をなくす事を目標としてみてください。

また、テーマごとにネタを作っておく、というのをオススメです。

海外旅行で訪れたい場所、または訪れたことのある場所、海外で食べた事のあるもの、それから仕事について、出身地について。

よく出てくる質問への鉄板回答ネタを考えておいて、口からスルスル出るまで練習するのです。

「語彙」が弱いあなたにオススメの勉強法

語彙が弱いあなたは、試験中に何度も同じ単語を繰り返してませんか?

一生懸命他の言い方を探すけど、結局「I think」ばっかり言ってませんか?

語彙が足りないあなたのための勉強法は、英単語帳を活用する、もしくは「同義語集め」。

スピーキングの語彙が足りていない人は、必ずと言っていい程ライティングでも語彙が足りていません。

ライティングで分からない単語や違う言い方が分からない時は「(英単語)、同義語」で検索してみてください。

たとえば、飲み物はDrinkって言うの知ってるけど他の言い方は?と思ったら「Drink 同義語」って検索するのです。

そして、英語ネイティブと頻繁に話す機会がなければ、語彙が自然と増えて行くということはありません。

つまり、新しい表現や語彙を学ぶためには、自分で学びに行かなくてはダメ。

TEDトークやYouTube等の動画で字幕をオンにして、分からない単語をものにして行く…というのもアリです。

「文法」が弱いあなたにオススメの勉強法

言いたいことの単語は分かるけど、どの順番でいったらいいの?というあなた。

文法が足りないあなたは、覚えて使うことのできる構文や言い回しを知る必要があります。

例えば「It is 形容詞 for 人 to 動詞」という構文や「主語 makes 人 形容詞」という構文をみて、さっと例文が浮かびますか?

It is 形容詞 for 人 to 動詞で「(人)にとってOOすることは[形容詞]だ」という使い方になります。

(例) It is important for me to get used to speaking in English.

こういった言い回しが、自然に出るようになることがゴールです。

「発音」が弱いあなたにオススメの勉強法

発音は自分で学習できる事が少ないのですが、まずは自分の喋っているところをiPhone等で録音してみてください。

一番良いのは、ネイティブが話している動画などと一緒に録音して、一語一句同じフレーズを録音すること。

最初は自分の英語の録音なんて恥ずかしくて全力でiPhoneを破壊したくなりますが、心を鬼にしてネイティブの話し方と聞き比べてみてください。

日本人が苦手と言われる「RとLの違い」「THとSの違い」「BとVの違い」はどうか、単語のアクセント部分は合っているか、等を確認し、正しい発音で練習するのです。

試験当日のポイントは?

試験当日の試験官の雰囲気ですが、ものすっごい怖い先生もいれば、めっちゃ優しい語学学校の先生みたいな人もいます。

ものすっごい怖い先生でも良い点をくれることもあれば、雰囲気がよかったのに点数が悪いこともあります。

私の場合、4.0を取った時と8.0を取ったとき何が違ったかというと、「こんなに練習してきた!」という自信と「先生に止められる程喋っていた」ことです。

先生の態度に関わらず、自分の勉強してきたことを淡々といつも通りできるとベストです。

IELTSのスピーキング対策に一番のオンライン英会話はどこ?

ここまで読んで、自分で出来る事は全てやっているけど、もうこれ以上伸ばしようがないよ!という人はIELTS専門コースを持っているオンライン英会話を試してみる事をオススメします。

IELTSに特化しているオンライン英会話を比べてみたので以下も参考にどうぞ。

合わせて読みたい!

【体験レポート】IELTSスピーキング対策に利用すべきオンライン英会話は?

シドニーでの毎日
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ABOUTこの記事をかいた人

2012年からワーホリを経てシドニー暮らし6年目のライター。「知らない世界をみてみたい!知らない言語を学びたい!」の好奇心が強い。

1日12時間勉強して入学した東北大学を1年で退学し、オーストラリアにてワーキングホリデーにきて、そのまま現地大学へ正規入学・卒業、シドニーで就職。

旅行先で見つけた情報や写真、海外生活で身に付けた英語勉強法や物事の捉え方、ワーホリ情報や留学情報を含むシドニー生活を発信しています。 >>もっと詳しいプロフィール<<