漢方を巡る旅 – 香港旅行記

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春節直前の香港に行ってきました。

新年に合わせて金柑の木や胡蝶蘭が売っていたり(お金がいっぱい貯まりますように、という意味で飾るものらしい)、服や髪型を新しくする人がいたりと(全てを新しいものにして新年を迎えるらしい)、日本の正月前のような賑わいをみせていました。S__4227093

香港で食べたものや飲んだものの中で特に気になったのが「漢方」を使った食べ物や飲み物。

日本で「漢方」というとお薬のイメージで苦いものなのですが、香港ではこの漢方薬を食べ物やお茶、デザートとして食べるんです。

そして香港の人々も「体にいい!苦いのに癖になる!」といってパクパク摂取している。

これがおもしろかったので、この記事では香港での漢方を巡る旅をお届けします。

1, 苦いけど癖になる龜苓膏

とっても苦いけど、癖になるのが龜苓膏(きれいこう)、通称「亀ゼリー」。

最近日本でもダイエットやお肌にいいと話題になっているようですが、じつはコレ様々な漢方薬から出来ており、夏バテやニキビ防止、風邪予防などにも効く、とても体にいいゼリーだそうです。

亀のお腹の部分の甲羅「腹甲」と、解毒や利尿作用のある土茯苓(ドブクリョウ)などの何十種もの生薬を混ぜて煮込み、タンパク質がゼリー状になったものがこの「亀ゼリー」。

これを、1904年から続くという香港最古の老舗「恭和堂」でいただきました。S__4407383
そのままで頂くととっても苦いので、各テーブルに置いてあるシロップと砂糖をかけて食べます。
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2, 漢方茶にしては甘めの美味しいお茶

こちらの五花茶(ンファチャ)も漢方茶の一種ですが、恭和堂でいただいた五花茶は漢方茶の苦いイメージとは違い、甘さがある飲みやすいものでした。

五花茶は通常5つの花のつぼみか花びらが組み合わさってブレンドされており、夏の風邪やインフルエンザの予防、夏の暑さによる解熱、解毒、湿気を取り除く作用があります。

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恭和堂の五花茶だけではなく、香港の至る所に漢方茶が売っています。

焼き肉や鍋等の後に、体の中に溜まった熱を逃がして体の調子を整えるためのお茶というのも売っていました。

ショッピングや美味しい食べ物でも有名な香港ですが、旅で疲れた体と心を癒してくれる漢方の作用で癒されるのもオススメです。

最後に、漢方に少し興味がある人にとって興味深い本をご紹介します。「読む漢方薬 ストレスに負けない心になる「人生の処方箋」」。

こちらの記事「カルチャーとしての漢方薬」で紹介していますが、堅苦しい・古くさい・苦い薬という漢方薬のイメージを払拭し、私たちの生活に身近でもっと知りたくなる「カルチャー」として楽しめる、しかも少し笑えて元気になる本です。

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