世界トップクラスのライフガード「ボンダイレスキュー」に助けられた話 – オーストラリアのビーチを安全に楽しむために

シドニーの観光地といえば名前が挙がるほどの有名なビーチが「ボンダイビーチ」。ピークシーズンには世界から毎日4万人が訪れる大人気のビーチです。南北にながーく伸びる砂浜にカラフルなビキニの人、人、人……ちなみにオーストラリアで初めてトップレスが認められたビーチでもあり、上半身に何もつけずに寝そべっている女性を見かけることも(そこのあなた、鼻血拭きなさい)。

さて多くの人が詰め掛けるこのビーチ、とても広い上に詰め掛ける人が多いためにもちろん水難事故も多発します。過去には最大で1日で300件以上のレスキューが行われたこともあるという記録が残っているそうです。ビーチ怖い…dbeach
しかし、捨てる神あれば拾う神あり!(ちょっと違う?)

ボンダイビーチには世界屈指のライフガード団がいるのです。その名も「ボンダイレスキュー(Bondi Rescue)」!その活躍ぶりは「BondiRescue」というTVプログラムにもなるほどで、私がオーストラリアでの生活をスタートした時にもホストマザーと毎晩見ていました。見てください、この肉体美プロフェッショナルな姿勢。
bondi(すべてのエピソードはこちらのYoutubeチャンネルで公開されています。)

ライフセーバーが溺れている5歳の子どもを見つけて救出する様子はお見事としか言いようがありません。


私もホストマザーも悲鳴をあげたりキャーキャー言いながら見てました。まさか、オーストラリアについた最初の週の土曜日に自分がお世話になるとは夢にも思わずに。

オーストラリアのビーチでは「フラッグ」と「カレント」に注意

flag
オーストラリアのビーチには必ずこの「フラッグ」が立っており、このフラッグの間が安全に遊泳できるエリアです。

しかしボンダイビーチには「リップ・カレント(RIP CURRENT)」と呼ばれる「沖に向かって流れる強い流れ」が5つほどあります。これは日によって変わるのでビーチに立っている立て看板に注意してください。フラッグの間で遊泳していても、いつのまにかカレントの方に流されていて、気が付いたら足がつかないという状況に陥っているのです。特に一番南の「バックパッカーズ」というポイントは、「人を助けて振り返ると違う人が溺れている」というほどの危険地帯。rip current画像引用: Cheers.com

ていうか、リップカレントありすぎでしょ。なんかのトラップか。しかも私と私の友人の中国人は見事にそのトラップに引っかかったのです。

一瞬でリップカレントまで流されていたので、私は友人に言われるまで気がつきませんでした。

「RICO…ウチら、足ついてなくない?」「…?ついてない…うわあああああああああ!!!!」ってめちゃめちゃ大騒ぎしながら沖に向かって泳ぐのですがぜんぜん近づかない。むしろ遠のいてる。実はこのリップカレント、オリンピック選手でも逆らえないほどの強い流れなんだそうです。

日本人は「静かに沈んでいく」

シドニーの情報ページCheer.comのインタビューでライフガードのクリスチャン・イエイツさんが語っているのですが、「日本人の方は、溺れるときに静かに溺れて、スッと沈んでしまうケース」があるんだそうです。

「スっと沈む」ってどういうこと?

命が危ないときは力のかぎり「へるぷ!!」って叫んでください。

私たちもわぁわぁ大騒ぎをしていたため「お前たち、おぼえているのか!?助けが必要か!?」とレスキューのボートが駆けつけてくれたのでした。

それにしても「助けが必要か」って…遊んでいるように見えたのでしょうか。

万が一「リップカレント」にハマったら体を浮かせて流れに逆らわずに一旦流されるところまで流されて、ある程度流れが弱くなったところで流れから脱出し、ビーチに帰ってくるのが正解なんだそうです。

それができなかったらいち早く「ヘーールプ!!!」って叫んでください。

楽しいビーチライフを送るために

topless
ムッキムキのお兄さんの腕に挟まれて浅瀬に戻ってきたのを覚えています。ちょっとだけ「Bondi Rescue」収録されていたらやだなぁと思いましたが、もうそんなのどうでもいいくらい疲れ切って怖かったのを思い出します。

あの時はボンダイレスキューが見つけてくれたから良かったものの、一歩間違えていたらオーストラリアに来て一週間で死んでいたところでした。

オーストラリアといえば楽しいビーチライフですが安全に気をつけて楽しみましょう。

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