日本で社会人経験をせずに海外で働き始めることのメリットとデメリット

オーストラリアで日本語半分英語半分で仕事をしながら、日本ではなくオーストラリアの会社で働くことのメリットとデメリットはなんだろうと考えたので、まとめてみました。

海外で働くことを考えている方に、オーストラリアで働くか日本で働くか迷っている留学生に、「海外で働くこと」のオーストラリアの一例として紹介します。
work
まずは、日本ではなく、オーストラリアの会社で働くデメリットから。

1, 「日本人のビジネス作法」が身に付かない

日本人同士のやりとりや取引って、ビジネス作法もとても重要なポイントです。「礼儀が正しい」は、案件がまとまるかの瀬戸際にてプラス点。

もちろんオーストラリアでも礼儀は大事なのですが、日本のビジネス作法は「日本人同士でしか通じない」、ある意味スキルが必要とされることなんですね。

たとえば、「大変お世話になっております」から始まるメール。名刺交換の仕方や突撃訪問の仕方、電話対応の仕方など、オーストラリアの会社ではいちいち教えてくれません。

こういったことを研修で教えてくれるのはいいですね。

もし海外の日系企業で働くなら、日本人のお客さんとやりとりしたり接したりする機会もあるため、こういったスキルも大切かな、と思います。

2, 英語がアドバンテージにならない

留学やワーホリで英語の勉強をした人なら、日本の会社で「英語」が話せる、というのはアドバンテージになります。

しかしながら、オーストラリアの公用語は英語。

英語は話せることが前提で、それにプラスで、どう分かりやすく話せるか、営業ならどう相手をその気にさせられるか、ということも求められる訳です。

むしろ、英語のスペルミスやグラマーミスはお客さんから厳しく指摘がくることもあるため、オーストラリアで働く際のディスアドバンテージになることもあります。

3, 日本の方がキャリアアップがしやすい

上記のような、英語ができないことが欠点として働いてしまう環境でスタートするより、日本でキャリアアップを計る方が簡単です。

たとえばオーストラリアで永住権獲得をめざすなら、オーストラリアで職業探しから始めるより、日本で経験年数を積んでから永住権申請などをするほうが、近道となることもあります。

ただ、若くして海外で働くことがキャリアアップにつながる可能性 (別サイトにとびます)もあります。

work2
逆にオーストラリアの会社で働くメリットは以下の3つです。

1, 労働環境がいい

もちろん会社や業種にもよりますが、平均的な労働時間や有休消化率などを考えると、日本よりもオーストラリアの労働環境の方がいいといえます。

2015年にExpediaが行った調査では、調査に参加した26カ国中、日本は韓国に次いでワースト2位の有休消化率。
holiday_deprivationExpediaのサイトより引用
また、有休を消化しない人の割合はオーストラリアでは0%に対し、日本では17%でした。

こちらは1年の就労時間を表したグラフ。日本は世界の平均就労時間よりも少し少なめですが、オーストラリアとの差は65時間です。
The Organisation for Economic Co-operation and Developmentより引用
ちなみに、友人で20日みっちり有給をつかって1ヶ月日本で遊んだ人が、オーストラリアに帰ってきたらボーナスが出て昇級してたという話をきいたときは唖然としました。

そんな世界があっていいのか。

2, 日本語がアドバンテージになる

オーストラリアなのでもちろん公用語は英語ですが、日本人として当たり前にできる「日本語」があなたのスキルになってきます。

ローカルの会社で日本人マーケットを開拓したいという会社や、これから日本に進出する、という会社を狙っていくと、仕事探しがしやすいです。

これは、ローカルの携帯SIMの会社で日本語マーケット開拓担当になった際に「こういうことか」と実感しました。

オーストラリアの就職サイトIndeedでも「Japanese」という単語で何件か日本語スキルが必要なポジションがヒットします。

3,  給料がいい・好景気

オーストラリアは今バブル経済です。そして最低時給賃金が約2000円近い。

私は今、大学に通いながら週2・3回の割合で仕事をしていますが、日本の新卒平均年収くらいは稼げます。

もちろん物価が高いので同じ物差しではみれませんが、給料が高いところで節約して貯めた方が給料が安いところで節約するよりも効率はいいので、ワーホリで100万貯金して帰る人や、出稼ぎにでてくる人も居るのでしょう。

参考記事: 生活費が…正直辛いです!世界一物価が高いシドニーのお買いもの

いかがでしたか?日本ではなく、オーストラリアの会社で働くメリットとデメリット。

「海外で働く」のイメージが少しでも掴めると、移住などもしやすくなります。

シドニーでの毎日
Sponsored Link